土地情報を見ているとたまに「解体更地渡し」と記載があります。
この「解体更地渡し」とは具体的にどういったものか説明しますね。
【意味】
売主様の責任と負担において現状建っている建物を解体して更地の状態にしてお引渡しします。
【解体するタイミング】
契約書への署名、捺印、手付金の授受が完了してから売主様が建物の取り壊しを行います。
【注意点】
買主様は契約前に具体的にどの状態まで解体をしてもらえるのか必ず確認しましょう。
(建物のみなのか?外構部分のブロックなども解体してもらえるのか?建物基礎までしっかり撤去してもらえるのか?)
出来れば、契約書にどの状態まで解体してもらえるのか記載してもらうのがベストです。
売主様の考えと買主様の考えに相違があって「こんなはずじゃなかった」とトラブルになる場合があります。
「たぶん大丈夫だろう」がトラブルの元ですのでご注意を!
こういった事までしっかりとカバーした取引をするには経験が必要です。
不動産を購入する際の不動産業者を選ぶポイントは「担当者が話しやすい」「会社が大きい」などではなく、不動産取引の経験がある担当者なのかどうかを確認しましょう!